 | センセイの鞄 B0000QWY4Y
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 | ホラー番長 スペシャルBOX B0007N37IC
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 | 小鳩の会の日本の歴史 B0006FH070
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 | ゴジラVSキングギドラ B00005ULJE
■Amazonエディターレビュー ゴジラ・シリーズの第18作目。日本に未来人の乗るUFOが飛来し、ゴジラによって日本が死滅されることを予告する。それを阻止するには、かつてゴジラがまだ放射能におかされていなかった恐竜として密かに生存していた1944年の太平洋戦争下にタイムワープし、ゴジラを消滅させるしかない。しかし、そこには未来人の陰謀が隠されていた…。 前作『ゴジラVSビオランテ』に続き、大森一樹監督がメガホンをとり、タイムパラドックスを巧みに活かしたSFや戦争もの、ヒロイン・アクションなどさまざまな映画ジャンルの要素、そして当時できあがったばかりの東京都庁をぶち壊しながらのクライマックス怪獣バトルなどなど、観る者をとことん楽しませてくれるゴージャスなエンタテインメントの傑作。音楽を巨匠・伊福部昭が久々に担当したことも、ファンには大きな喜びであった。(的田也寸志) |
 | <ホラー番長シリーズ> 運命人間 B0007N37HS
■Amazonエディターレビュー ペット探偵・田宮(豊原功補)は、パチンコ店で見知らぬ男から「その台、出ますよ」と言われ、その予言は現実となる。その男・毛利(内山英二)は、田宮に妻・ノゾミ(小松みゆき)の飼っていた“犬のような外見の猫”探しを依頼。さらに様々な予言で毛利は田宮を翻弄する。 本質的にはコメディというべき内容だが、田宮役の豊原功補が終始マジメに演じることで、笑いを誘うというよりも、予言者もどきを振る舞う毛利の不気味さのほうが印象に残る。オチを知ってしまえば、実に他愛のない話なのだが、そこに至るまでに多発するトラブル、裏に何かありそうな事件の数々の描き方が面白い。あたかも西山洋市監督が毛利となり、スタッフ、キャストとともに観客を騙そうとする、茶目っ気のある作品だ。 毛利の妻・ノゾミに扮する小松みゆきの、挑発的な存在感がセクシー。毛利の予言に従って、田宮も素直に欲情すれば良かったのだ。(斉藤守彦) |
 | ワイルドライフ B00005HAYG
■Amazonエディターレビュー 作品を発表するごとに、その引出しの多さに驚かされる青山真治監督の3作目である。 本作は、全体像の見えない事件にまき込まれた元ボクサーの主人公が、事態の真相に迫っていくなかで、自身の内面的な変化にも気づき始める物語だ。過去と現在を自在に交錯させての綿密な構成力といい、遠巻きに謎を解きあかしていく語り口のウマさといい、これぞ「スタイリッシュ」といえる作風に、観ていて感嘆するほかない。クールなハードボイルドタッチながらも同時に不思議なユーモアが漂って、邦画にはめずらしい乾いた後味も残す。さらに、章立て風に引用される有名曲のタイトルなど、随所に見られるさまざまな「遊び」や音楽の使い方も、ツボを得ていて絶妙だ。映画を楽しもうとする心をくすぐってやまない快作である。(武内 誠) |
 | 奇跡の人 DVD-BOX B00008BDN5
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 | イノセントワールド B00005FPKK
■Amazonエディターレビュー 人工授精で生まれてきた少女アミは、本当の父親である精子ドナー307を探している。一方、アミの異父兄である知的障害者のタクヤは、「僕のうさぎ」を探し求めている。2人はある夏の夜、深夜バスで龍飛岬に向かい、診療所を営む高森を訪ねた。高森こそは精子ドナー307であり、いつしか2人は高森夫妻と共同生活を始めるが…。 桜井亜美の同名小説を、ビデオクリップ出身の映像派、下山天監督が映画化した異色青春ファンタジー。一風変わったアングルや色彩感覚に、この監督ならではの意気込みを見いだすことができよう。竹内結子と安藤政信、この若き主演2人がくり広げる、繊細かつ慈愛に満ちつつも、どこか乾いた透明な関係性も印象的である。(的田也寸志) |