 | トキオ 父への伝言 B0007LXPJA
■Amazonエディターレビュー 東野圭吾の同名小説をTOKIOの国分太一と嵐の櫻井翔のW主演でドラマ化した、時空を超えた父と息子の絆を描く青春ファンタジー。重病にかかって生死の境をさまよう宮本時生(櫻井翔)を傍らで見守る父・拓実は、時生の担当医である坪内(片岡鶴太郎)に25年前にトキオと出会った話を語りはじめる。恋人の千鶴(富田靖子)に寄りかかって生きていた、何の目的も持てぬままに日々を過ごしていたその時、浅草の遊園地で出会った青年トキオが拓実の人生を変えていく。 1979年と2004年の25年間を隔てた拓実役を、声色を変えて演じ分けてみせた国分太一の熱演が光る。トキオを演じる櫻井翔も未来からやってきた風の浮遊感がいかにもそれらしくていい。姿を消した千鶴探しのサスペンスタッチに物語がシフトしていく中で、舞台は東京から名古屋、大阪へと移っていく。随所に盛り込まれる80年代目前の風俗が、ノスタルジックなドラマの雰囲気に彩りを添えている。(麻生結一) |
 | アイコ十六歳 B0000D8ROF
■Amazonエディターレビュー 名古屋市内の高校に通う1年生の三田アイコ(富田靖子)、通称ラブたん。明るく慌てもので、ちょっとセンチメンタルな彼女の恋や友情といった日常の日々をみずみずしく描いた、80年代青春アイドル映画の象徴的作品。 『フルーツ・バスケット』などで自主映画界で注目を集めていた今関あきよし監督の劇場用映画デビュー作であり、大林宣彦監督が監修としてバックアップしている。少々気恥ずかしくなるほど喧騒に満ちた少女たちの明るさやさわやかさの中、ふと見せるヒロインの寂しそうな表情が印象的。これがデビューとなった富田靖子の初々しい個性も多分に機能している。劇中、サザンオールスターズなどの楽曲が画面を彩るが、『I NEVER FOLLING LOVE AGAIN』が流れる夏合宿の花火シーンは出色。(的田也寸志) |
 | 南京の基督 B00005H3GJ
■Amazonエディターレビュー 芥川龍之介の小説を翻案した日本=香港合作映画。主演の2人、富田靖子は中国人娼婦、レオン・カーフェイは日本人の作家と、それぞれが立場を逆転させた役に扮し、2つの国の看板俳優の共演以上に興味をそそる。 一途にイエスを信じる純真な女と、厳しい現実に苦悩する男との愛を描いた物語はいささか甘めな印象もあるが、それを安手のメロ・ドラマにしていないのは繊細な映像の魅力だろう。監督はトニー・ホウ。ツイ・ハークやアン・ホイといった名匠のもとで、長いこと美術監督を務めてきた人物だ。特に柔らかな光があふれる場面には、ふっと吸い込まれてしまいそうな幻惑感が…。日本におけるサンポーニャ(南米のパン・フルート系楽器)の第一人者、瀬木貴将のうら哀しい演奏が、そんな美しい画面に彩りを添えている。(武内 誠) |
 | 私立探偵 濱マイク 1 緒方明監督「31→1の寓話」 B00006HBJR
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 | 木曜組曲 B00008Z6KD
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 | あ・うん B0006GB01Q
■Amazonエディターレビュー 昭和10年代の東京・山の手。羽振りの良い中小企業の社長・門倉(高倉健)と安月給のサラリーマン水田(坂東英二)は見かけも性格も正反対ながら、硬い友情で結ばれている。しかし、女出入りの激しい門倉だが、実は水田の妻たみ(冨司純子)のことをずっとひそかに思い続けていた…。 向田邦子の同名原作を監督・降旗康男、撮影・木村大作、主演・高倉健の黄金トリオで映画化したヒューマンドラマの秀作。ここでの健さんは笑顔も多く、市井の等身大の姿をさりげなくも見事に演じきっている。また、健さんとは東映仁侠映画時代の盟友でもあった富司純子(かつては藤純子)が久々に健さんと共演することも大きな話題となったが、そのコンビネーションは完璧といってもいいほど。浅川朋之の情感あふれる音楽も絶品である。(増當竜也) |
 | キッチン B0000D8ROH
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 | 毛利元就 B0000TC7QQ
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 | 怪談百物語 1 愛憎 B00009AV0A
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 | 昔の男 Vol.1 B00005LP7B
■Amazonエディターレビュー 2001年にTBS系列で放送された、人気シナリオライター・内舘牧子脚本によるドラマの第1巻。第1話〜3話を収録。宝石店に勤務する30代目前の女性・あかり(藤原紀香)。結婚願望はあるが、付き合っているエリート公認会計士・迅人(阿部寛)には結婚の意志はない。将来に対して漠然とした不安を感じていたとき、あかりは学生時代の恋人・嵐(大沢たかお)とサークルのOB会で再会する。嵐は一流の建築士として成功し、既にマリ(富田靖子)と結婚していたが、互いに未練は残っており再燃。迅人、マリも巻き込んで泥沼にはまっていく。携帯電話に登録された昔の男の電話番号を消すことができないといった細部の設定が物語にリアリティを与えており、苦いラブストーリーが展開する。(田中 元) |