 | いま、会いにゆきます スタンダード・エディション B00061Q6VK
■Amazonエディターレビュー 梅雨が訪れたある日、6歳の息子と暮らす巧(中村獅童)の前に、病気で死んだ妻・澪(竹内結子)が現われた。澪は死ぬ前に、1年後の雨の季節に戻ってくると言い残していたのだった。巧たちは記憶を持たない彼女を迎え入れ、再び家族としての生活を過ごすのだが…。 市川拓司の同名ベストセラー小説を映画化したラブストーリー。ファンタジーの衣を纏ってはいるものの、そこで強く訴えられているのは家族愛そのものであり、その点をきちんと描いているあたりがもっとも好感の持てる部分である。これが映画デビューの土井裕泰監督は、テレビ出身ということもあってか、映画的活写力に幾分欠けているきらいはあるものの、今回の題材は叙情的資質とマッチしていることもあって、さほど不満を抱かずに画面に没頭できる。透明感あふれるキャストそれぞれの好演も認めていい。(的田也寸志) |
 | いま、会いにゆきます DVD-BOX 〈初回限定生産〉 B0007VEZ2Q
■Amazonエディターレビュー 梅雨が訪れたある日、6歳の息子と暮らす巧(中村獅童)の前に、病気で死んだ妻・澪(竹内結子)が現われた。澪は死ぬ前に、1年後の雨の季節に戻ってくると言い残していたのだった。巧たちは記憶を持たない彼女を迎え入れ、再び家族としての生活を過ごすのだが…。 市川拓司の同名ベストセラー小説を映画化したラブストーリー。ファンタジーの衣を纏ってはいるものの、そこで強く訴えられているのは家族愛そのものであり、その点をきちんと描いているあたりがもっとも好感の持てる部分である。これが映画デビューの土井裕泰監督は、テレビ出身ということもあってか、映画的活写力に幾分欠けているきらいはあるものの、今回の題材は叙情的資質とマッチしていることもあって、さほど不満を抱かずに画面に没頭できる。透明感あふれるキャストそれぞれの好演も認めていい。(的田也寸志) |
 | 「いま、会いにゆきます」 あの六週間の奇蹟 B0002XG7NE
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 | 不機嫌なジーン DVD-BOX B00091PFKK
■Amazonエディターレビュー 動物行動学を学ぶヒロインが呆れるほどの不器用さで研究に、そして恋愛に奮闘する様を、オフビートかつリリカルにつづった人生恋愛模様の快作。鵯越大学でテントウムシの研究に没頭する仁子(竹内結子)は、ロンドン留学中に付き合っていた今や環境生物学の権威である南原(内野聖陽)の、生物学的に“オスの本能に忠実でありすぎた浮気の現場を目撃してしまったという恋愛的トラウマを今なお引きずっている。もともとオクテな性格にいっそう拍車がかかった状況を打破すべく、大学附属小学校の非常勤教師・健一(黄川田将也)に恋心を抱き始めていたちょうどその頃、クロフォード賞受賞という肩書きを引っさげて帰国した南原が仁子の前に再び姿を現した。 才気に任せて展開を連ねていく語り口はやりすぎるほどに快調で、脚本の大森美香が今作で向田邦子賞を受賞したのも至極納得である。細かいエピソードまで数えあげるならば、1987年から2007年までの20年間のうちの10年間を行ったり来たりし続ける時間軸が主人公とドラマを翻弄させ続けるも、その行き来のたびにドラマのボルテージは高まっていく。動物、昆虫の学術的うんちくのみならず、恋愛から人間の本質にまで言及される示唆に富んだリズミックな台詞の応酬は聞き物だ。さらには諫早湾の干拓問題という社会派テイストまで内包するあたりの、硬軟取り混ぜてのバランス感覚はお見事というしかない。ラブコメへの適性を遺憾なく発揮する竹内結子は時を経るごとにいとおしい存在になっていって魅力的。じっくりとドラマ体験していただきたい作品である。(麻生結一) |
 | 天国の本屋 ~恋火 B0001X9D8G
■Amazonエディターレビュー ロングセラーとなった書籍「天国の本屋」シリーズの第1部と第3部を1本の映画にまとめた作品。生きているのに天国の本屋にスカウトされたピアニストの健太と、伝説の“恋する花火”を復活させようと奔走する香夏子。天国と地上で、失われたひとつの恋を追いかけるふたりの物語。 行動的な女性・香夏子と、死んでしまった彼女の叔母・翔子の二役に竹内結子がチャレンジ。特に前者は彼女が得意とする“チャーミングな猪突猛進娘”を、例によってアクティヴに好演。かつて翔子の恋人だった花火職人・瀧本に扮した香川照之が、わずかな出番ながら木訥たる存在感を見せており、そのラストカットは感涙もの。今ひとつ話の焦点が絞り切れていないきらいはあるものの、篠原哲雄監督は誠実な演出で、この不思議なラブトーリーに涼やかな読後感を与えることに成功している。(斉藤守彦) |
 | NHK連続テレビ小説 あすか 総集編 B0007PZATY
■Amazonエディターレビュー 京都と奈良を舞台に、伝統的な和菓子の世界に挑む女性職人の半生を描いた朝ドラ61作目。京都の老舗和菓子店・扇屋一心堂の娘・京子(紺野美沙子)は看板職人の禄太郎(藤岡弘)と恋に落ちて、父・巌治郎(芦屋雁之助)が取り決めた結納の席から無謀にも駆け落ち。身を寄せた奈良・明日香村にて娘・あすかを授かり、親子3人で慎ましやかに生活していたが、経営不振に陥った扇屋一心堂の一大事に再び京都に移り住むことに。和菓子の心とともに成長したあすか(竹内結子)は美大の受験失敗を契機に、和菓子職人になることを決意する。 いかにも京都らしいはんなりとした中に、のれん会のいけずにもめげることなく芯の強さを垣間見せるあたりは、まさに一生一品を志す伝統的な職人の世界だ。小豆をこぼす音、あんこの炊ける匂いは画面からも感じ取られ、ショーウィンドウに並ぶ美しい和菓子の数々は宝物のように映る。店の跡継ぎの座を争うあすかと従姉妹の舞(佐藤仁美)が、幼馴染の俊作(藤木直人)をめぐって繰り広げる三角関係も見もの。榎園実穂があすかの少女時代を演じる奈良・明日香編も元気いっぱいでいい。(麻生結一) |
 | DVD白い影(2) B00005L99B
■Amazonエディターレビュー 渡辺淳一の『無影燈』を原作に、倉本聰脚本、田宮二郎、山本陽子主演で1973年にドラマ化された名作が、中居正広、竹内結子のフレッシュなコンビでリメイク。天才外科医直江とそんな直江を健気に慕う若い看護婦倫子との、せつなくも悲しい恋の行方が繊細なタッチでつづられる感動作だ。 医者としての腕は抜群だが、どこか人を寄せつけない冷たさを漂わせる直江。そんな直江の秘密めいたところに次第に引かれていく倫子。しかしこのときすでに、直江の体は不治の病に冒されていた…。 残酷なまでのクールさが魅力だった田宮二郎の直江に対し、中居の直江はナイーヴなせつなさをにじませて、役者としての新境地を見せる。透明感あふれる映像美もまた、悲恋のピュア・ストーリーにふさわしい。(麻生結一) |
 | DVD白い影(3) B00005L99C
■Amazonエディターレビュー 渡辺淳一の『無影燈』を原作に、倉本聰脚本、田宮二郎、山本陽子主演で1973年にドラマ化された名作が、中居正広、竹内結子のフレッシュなコンビでリメイク。天才外科医直江とそんな直江を健気に慕う若い看護婦倫子との、せつなくも悲しい恋の行方が繊細なタッチでつづられる感動作だ。 医者としての腕は抜群だが、どこか人を寄せつけない冷たさを漂わせる直江。そんな直江の秘密めいたところに次第に引かれていく倫子。しかしこのときすでに、直江の体は不治の病に冒されていた…。 残酷なまでのクールさが魅力だった田宮二郎の直江に対し、中居の直江はナイーヴなせつなさをにじませて、役者としての新境地を見せる。透明感あふれる映像美もまた、悲恋のピュア・ストーリーにふさわしい。(麻生結一) |
 | DVD白い影(1) B00005L99A
■Amazonエディターレビュー 渡辺淳一の『無影燈』を原作に、倉本聰脚本、田宮二郎、山本陽子主演で1973年にドラマ化された名作が、中居正広、竹内結子のフレッシュなコンビでリメイク。天才外科医直江とそんな直江を健気に慕う若い看護婦倫子との、せつなくも悲しい恋の行方が繊細なタッチでつづられる感動作だ。 医者としての腕は抜群だが、どこか人を寄せつけない冷たさを漂わせる直江。そんな直江の秘密めいたところに次第に引かれていく倫子。しかしこのときすでに、直江の体は不治の病に冒されていた…。 残酷なまでのクールさが魅力だった田宮二郎の直江に対し、中居の直江はナイーヴなせつなさをにじませて、役者としての新境地を見せる。透明感あふれる映像美もまた、悲恋のピュア・ストーリーにふさわしい。(麻生結一) |
 | DVD白い影(4) B00005L99D
■Amazonエディターレビュー 渡辺淳一の『無影燈』を原作に、倉本聰脚本、田宮二郎、山本陽子主演で1973年にドラマ化された名作が、中居正広、竹内結子のフレッシュなコンビでリメイク。天才外科医直江とそんな直江を健気に慕う若い看護婦倫子との、せつなくも悲しい恋の行方が繊細なタッチでつづられる感動作だ。 医者としての腕は抜群だが、どこか人を寄せつけない冷たさを漂わせる直江。そんな直江の秘密めいたところに次第に引かれていく倫子。しかしこのときすでに、直江の体は不治の病に冒されていた…。 残酷なまでのクールさが魅力だった田宮二郎の直江に対し、中居の直江はナイーヴなせつなさをにじませて、役者としての新境地を見せる。透明感あふれる映像美もまた、悲恋のピュア・ストーリーにふさわしい。(麻生結一) |