 | ラストクリスマス DVD-BOX B00067HDZW
■Amazonエディターレビュー 織田裕二が『東京ラブストーリー』以来、13年ぶりにフジの月9に主演したロマンティック・ラブストーリー。 大手スポーツ用品メーカーでスポーツ事業部主任を務める春木健次(織田裕二)は、企画した大会のために訪れていたニュージーランドのゲレンデにて、上司の新谷(伊原剛志)の秘書である物静かで清楚な青井由季(矢田亜希子)と出会う。帰国後、壁1枚でしか仕切られていないお隣に引っ越してきたのは、元レディースにつきガテン系ぶりを遺憾なく発揮する、まるで別人のような由季その人だった。 主演の織田裕二にプロデューサーの大多亮、脚本家の坂元裕二と『東京ラブストーリー』のトリオが再結集したドラマだけに、90年代風のノスタルジックな趣向は満載。健次と由季の夫婦漫才風の掛け合いが楽しい雰囲気であればあるほど、本当は大病を患っていた由季とそんな由季を優しく見守る健次の関係がいっそうせつなく感じられるところ。こういうちょっと軽みのある役は、やはり織田裕二の独壇場である。(麻生結一) |
 | ウォーターボーイズ スタンダード・エディション B00025E1SA
■Amazonエディターレビュー 無気力な日々を過ごしていた高校生の鈴木(妻夫木聡)たちは、新任女教師(真鍋かをり)の色気に乗せられて、男たちのシンクロナイズド・スイミングをやらされる羽目になる。恥ずかしさと難しさが共存する中、彼らは秋の文化祭に向け、夏休みにイルカの調教師(竹中直人)から猛特訓を受けるのだが…。 おとぼけ淡泊な味わいと、男のシンクロという奇想天外(しかし実際にあるとのこと)なアイデアがミックスした、矢口史靖監督の快作。コメディとしてのベースを保ちつつ、思春期特有の倦怠感などが真夏の水辺に映え、どこかノスタルジックな想いをほうふつさせるのがいい。またクライマックスのシンクロ・シーンはまさにスペクタクル的圧巻。女性客に大ウケしたのも実にうなづける!?(的田也寸志) |
 | 雨鱒の川 ファースト・ラブ スペシャル・コレクターズ・エディション B0006HVS2G
■Amazonエディターレビュー 大自然の中で生まれ育った8歳の少年・心平と、耳が聞こえないが心平とは心を通わすことのできる少女・小百合。やがて母(中谷美紀)が死に、時が経って大人になった心平(玉木宏)は絵の才能が認められ、東京へ旅立っていく。しかしそれは、小百合(綾瀬はるか)を別の男に嫁がせようとする父(阿部寛)の思惑もあった…。 川上健一の同名小説を原作に『解夏』の磯村一路監督のメガホンで映画化した純愛映画の秀作。前半は主人公ふたりの幼い頃、後半は大人になったふたりの愛の試練を、雨鱒を通じてファンタスティックに描いていく。童心を軸にした作りなので、時にCGなどがはしゃぎすぎているきらいはあるが、脇を固める星由里子、柄本明などベテランたちの地に足をつけた演技が、それらを巧みにフォローしているのもいい。大自然の映像美も驚異的だが、それ以外でも磯村映画ならではのゾクゾクするショットが多数ある。(的田也寸志) |
 | 愛し君へ ディレクターズカット DVD-BOX B0001X9BNS
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 | ウォーターボーイズ DVD-BOX B0000AL27B
■Amazonエディターレビュー スマッシュヒットとなった同名映画の2年後という設定で、再びシンクロ公演に挑む男子高校生たちの奮闘ぶりを描いたさわやか系青春ドラマ。学園祭で見た男子のシンクロにあこがれて水泳部に入った進藤勘九郎(山田孝之)は、高校生活最後の年にシンクロチームのリーダーを務めることに。そんな矢先、教育委員会から公演の自粛要請がくだされる。いったんはシンクロをあきらめる勘九郎だったが…。 映画版のシチュエーションをそのまま引き継ぐも、勢いで攻め立てた映画版よりも折り目正しく作ってある印象。シンクロの練習に熱く励むスポ根のりもあった映画版に対して、ドラマ版はむしろシンクロ公演にこぎつけるまでのさまざまな困難を乗り越えていくエピソードの方に重きが置かれている。本番のシンクロに登場する男の子たちは、250人の中から選びぬかれた美少年ぞろい。(麻生結一) |
 | 恋愛小説 B00078JYYS
■Amazonエディターレビュー 法学部の4年生・宏行(池内博之)は、同じ大学に通う聡史(玉木宏)から自分の遺言書作りを依頼された。親しくなった人間はみんな死んでしまうのだという聡史は、自分を“死神”と呼び、やがて自分の過去を語り始めていく。それは、彼と瑞樹(小西真奈美)という女性との恋の物語だった…。 『GO』などで知られる金城一紀の同名短編小説を原作に、『Laundry』で映画監督デビューを果たした森淳一のメガホンで映像化したラブ・ストーリー。もともとはWOWOWのオリジナルTVドラマ“drama W”の1本として製作されたものだが、オンエア後の好評を受け、異例の劇場公開となったものである。繊細でピュアな語り口と効果的なロケーションの数々、そして美男美女の好演。特に小西真奈美の説得力ある演技はいつもながらにさすがで、結果としてファンタジックな情緒が漂い、小品ながらも忘れがたい余韻を残す佳作に仕上がっている。(増當竜也) |
 | リボルバー 青い春 B0000ABBTN
■Amazonエディターレビュー エロ史上主義部員のオサム(玉木宏)、無口な生物部員コージ(佐藤隆太)、孤高のサッカー部員タツトシ(森山未來)の3人は、ある日1枚の地図を手に入れそのポイントに向かったところ、本物の拳銃と3発の弾丸を見つけた。この拳銃を用いて、3人は“何かスゲエ事”を探そうと企てていくのだが……。 狩撫麻礼&松本大洋のコミック『リボルバー』を原作に、『チャカ2』などの俊英・渡辺武監督が荒々しくもコミカルに、そして切なく描く青春ドラマ。同原作者による映画『青い春』のヒットを受けて製作されたオリジナル・ビデオ作品だが、こちらの方がより松本大洋のテイストが滲み出ている印象を受ける。3人のキャラクターも特出しており、それぞれの個性が実に良く生かされ、不思議な親しみを覚えてしまう佳作である。(的田也寸志) |
 | ロッカーズ 通常版 B00017YXT6
■Amazonエディターレビュー ヴォーカルのジン(中村俊介)をリーダーに、ドラムのモモちゃん(岡田義徳)、ベースのガクチャン(佐藤隆太)、ギターのコーちゃんの4人で結成していたバンド“ロッカーズ”は新メンバーを募集し、優れた才能を持つギターのタニ(玉木宏)が加わることに。いつもクールにふるまうタニは、眼の病気を隠してひとり練習に打ち込む。その姿に触発された4人も、次第に意識が向上し定期、着実に実力を身につけていくが……。 俳優・陣内孝則が自らの過去“The ROCKERS”時代を基に描く音楽青春映画の佳作。点在するギャグが空回り気味という短所もあるものの、ひとつの時代を熱くかけぬけていったという想いは涙とともに確実に伝わってくる。ライヴシーンのセンスの良さは言うまでもなく、また博多弁へのこだわりも演出の奥を深めている。主演のイケメン5人もそれぞれ若々しい好演。(的田也寸志) |
 | 群青の夜の羽毛布 B0009H9ZS2
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 | リモート Vol.1 B000083OEU
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