 | モスラ B0000D8RNB
■Amazonエディターレビュー 東宝が初めてカラー・シネスコで製作した怪獣映画の名作。悪徳古美術ブローカーの手で南海のインファント島から連れ去られた小美人を取り戻すため、守護神モスラが東京に来襲する。イモ虫状の幼虫が渋谷をがれきと化した後、東京タワーに繭を張り巨大な翼を持つ成虫へと脱皮するモスラ。その極彩色を配した美しさは、特撮ファン、怪獣ファンはもとより、女性たちをも大いに魅了した。第一級のファンタジー映画。 小美人に扮しているのは「シャボン玉ホリデー」などで有名な双子の女性デュオ、ザ・ピーナッツ。彼女たちの歌う「モスラの歌」はあまりにも有名。また主役の新聞記者・スッポンの善ちゃんにフランキー堺が扮し、そのユーモラスな快男児像がこの映画の軽妙さ、明朗さを象徴しており印象に残る。 製作:田中友幸、監督:本田猪四郎、特技監督:円谷英二のゴールデン・トリオに加え、純文学畑の福永武彦、堀田善衛、中村真一郎の三人による「発光妖精とモスラ」を原案としたことが、数ある東宝特撮映画の中でも特に幻想的なムードを強く放っている由縁であろう。(斉藤守彦) |
 | モスラ対ゴジラ B00008KKV9
■Amazonエディターレビュー 「キングコング対ゴジラ」の大ヒットに気をよくした東宝が、人気怪獣の対決をメインにすえて製作した作品。凶悪なゴジラと正義の使者モスラの対比がすこぶる効果的で、その形相といい、これほど悪役に徹したゴジラを見るのも珍しい。 大型台風8号のが去った後、静之浦に巨大な卵が出現する。モスラの卵であり、卵の所有権を主張する悪徳興行主に小美人は「卵を返してください!」と懇願するが受け入れられない。一方高潮の被害を受けた倉田浜の干拓地からゴジラが出現、静之浦に向かう。そこにモスラが飛来するが、ゴジラの放射能熱線で傷つき、卵の上で息絶えてしまう…。 ゴジラとモスラの対決の描写は、かたや人間が中で演技するぬいぐるみ、かたやピアノ線を使った操演と対照的。前3作と表情の異なるゴジラだが、円谷英二特技監督は「顔が違っても、この画が必要だからいいんだ」と2大怪獣対決の構図を楽しみつつ、ビジュアル的な効果を追求した。(斉藤守彦) |
 | 三大怪獣 地球最大の決戦 B00005R6LA
■Amazonエディターレビュー 東宝特撮最大の人気悪役怪獣・キングギドラが初めてスクリーンに登場した作品。全長100メートル、体重3万トン、翼長150メートル。竜をイメージした3本の頭部からは引力光線を発射し、5000年前金星を滅亡に導いた黄金の巨大生物。この凶悪にして華麗な宇宙怪獣を迎え撃つため、ゴジラ、モスラ、ラドンが共闘し、富士の裾野で壮絶な戦いを繰り広げる。 黒澤明監督の『赤ひげ』の撮影が延びたことで急きょ製作の決まった作品なのだが、黒澤の盟友でもある本多猪四郎監督、円谷英二特技監督、田中友幸プロデューサー、音楽の伊福部昭、脚本の関沢新一ら東宝特撮を支えるスタッフの充実した仕事ぶりで、娯楽映画の要素をすべてぶち込んだ、第一級のエンタテイメントに仕上がっている。(斉藤守彦) |
 | 大冒険 B00005HY95
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