 | 岸和田少年愚連隊 B00005HNHO
■Amazonエディターレビュー 中場利一の自伝的同名小説を原作に、かつて『ガキ帝国』で島田紳介・松本竜介を起用して一般映画デビューを果たした井筒和幸監督が、今度はナインティナインを主役に描いたオモシロ過激な青春グラフィティ。 1970年代、大阪・岸和田で喧嘩に明け暮れる不良少年チュンバ(矢部浩之)と小鉄(岡村隆史)を中心に、荒々しくも魅力的な面々の姿が群像劇として描かれていく。猥雑な世界観の中、キャラクターの躍動感から哀愁まで漂わせることに長けた井筒演出の真骨頂ともいえる快作。登場する人物のすべてがなぜか愛おしくなってくる。これがデビューとなったチュンバの恋人役大河内奈々子も初々しい。なお本作の成功により、以後中場原作ものは「岸和田シリーズ」として続々と製作されていくことになった。(的田也寸志) |
 | プロローグ・オブ・ファンタスティポ B0006M19MK
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 | MONDAY B00005HTH2
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 | Go! B0001925T4
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 | 生きない B00005EDS3
■Amazonエディターレビュー 北野組の助監督、清水 浩の初監督作品。たけし軍団のダンカンが脚本、主演を担当し、撮影が北野組の柳島克己ということもあって、北野映画の色彩濃厚な作品。主演は大河内奈々子。 女子大生の美つき(大河内)は沖縄の初日の出ツアーに参加したのだが、実は多額の借金を抱える人たちによる保険金目当ての自殺志願ツアーであった。ツアーコンダクター(ダンカン)は、彼女も巻き込んで殺そうとするのだが…。事情を知らない少女の屈託のなさと、死にたい人たちとの奇妙なやりとりや、乾いたユーモアもまた北野直系の証しか。主題歌『ぼくらはみんな生きている』も印象的だ。一見、生死を弄んでいるようで、死の重みを考えさせられる1本だ。ロカルノ映画祭アキュメニカル賞を受賞している。(堤 昌司) |
 | 牡丹と薔薇 DVD BOX 第二部 B000223MPQ
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 | 牡丹と薔薇 DVD-BOX 第三部 B0001X9BNI
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 | 牡丹と薔薇 DVD-BOX 第一部 B0001X9BKG
■Amazonエディターレビュー 東海テレビ制作の昼ドラの真骨頂と呼ぶにふさわしい、数奇な運命に翻弄される姉妹が繰り広げる愛憎の物語。濃厚を極める中島丈博脚本作としても、同じく話題になった『真珠夫人』と違ってこちらは完全オリジナルなので、三角関係、略奪愛といった諸々のドロドロ加減の調合は抑制知らずのやりたい放題。その因果応報のはみ出しぶり、愛憎の花の咲き乱れっぷりといったら、油断も隙もあったものではない。 30年にも及ぶこのディープ・ストーリーは、一応4部構成をとっている。父・豊樹(神保悟志)の内縁の妻だった鏡子(川上麻衣子)が母・富貴子(北原佐和子)によって産み落とされた生後間もないぼたんを誘拐したことによって、姉妹による愛憎劇のすべてがお膳立てされる第1部、中学生になったぼたんと香世が偶然出会い、よんどころなく絶交に至るまでの第2部、大人になったぼたんと香世が関係性をめまぐるしく逆転させながら、驚愕の存在証明バトルを繰り広げる第3部、そして数々の浮き沈みを経て、ぼたんと香世が姉妹として一体化していくまでの第4部。ただ、おもしろすぎることが難点ともいえるデタラメと紙一重の物語、強引過ぎるまでのスピーディーな展開、不謹慎を極めるおもしろエピソードの数々、そして膨大なイジメを華麗に彩る罵倒台詞の洪水に身をゆだねてしまえば、そんなドラマの構造などはほとんど意味をなさないほどに、ドラマはデモーニッシュに滑走し続ける。(麻生結一) |
 | 稲川淳二の伝説のホラー B00009WKMS
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 | RED HARP BLUES B0000V4O6A
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