 | X-MEN 2 B0007WZTFM
■Amazonエディターレビュー マーヴェル・コミックスを原作にした大ヒット・アクションのパート2『X-メン 2』。超人能力を持つミュータントと人間の共生に反対する元陸軍大佐が、プロフェッサーXを幽閉。彼の能力を利用してミュータントを滅ぼそうとする。プロフェッサーXとマグニートーというミュータントの両巨頭の確執に、ウルヴァリンの過去の秘密、大統領暗殺未遂事件など、いくつもの物語が重層的に語られる。 前作に続き、ブライアン・シンガー監督が、マイノリティーの被差別意識を色濃く反映。とくに、能力ゆえに恋人・アイスマンの肉体を愛せないローグと、家族にカムアウトするアイスマンの姿に、意志にかかわらず備わった資質が重荷になる悲哀がこめられている。視覚的には、新登場となるナイトクロウラーの瞬間移動の映像が必見。全体にミュータントの“オールスター”的な活躍で楽しませるが、彼らの関係や過去についての細かい説明はカットされるので、第1作を未見の人は観ておくことを勧めたい。つねにハイテンションで目まぐるしい展開のせいか、欲を言えば、もう少し、軽いノリも欲しかったところ。(斉藤博昭) |
 | ピアノ・レッスン B0009OA5IO
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 | キャスティング・ディレクター B0009I8WH6
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 | 妖しき従姉妹-テンダー・カズン- B0006FGZI0
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 | 新人×ギリギリモザイク 新人おまんこスペシャル ANNA B000934WHK
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 | 黒馬物語 ブラック・ビューティー B00005HC4S
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 | 気狂いピエロ B00006F1UZ
■Amazonエディターレビュー パリからフランスを縦断して南仏に向かう、フェルディナンとマリアンヌ。マリアンヌは彼をピエロと呼び、彼は「違う、フェルディナンだ」と答える。パリを去るのは日常の悪夢から脱出するため。だが、南仏に何があるのだろうか? 冒険活劇漫画『ピエ・ニクレ』を携え、愛と永遠を求めてさすらう2人。だが、青春は常にアナーキーで、暴力的で、犯罪に彩られていた。2人のささやきはランボーの詩。「見つかった」「何が?」「永遠が」…。 『勝手にしやがれ』で、映画と青春の新しい波「ヌーヴェル・ヴァーグ」の誕生を告げた鬼才ジャン=リュック・ゴダールが、長編劇映画10作目にして頂点を示した作品だ。全編シナリオなし、即興演出で撮影し、「それは冒険映画だった」「それは愛の物語だった」と言われるような作品となった。(アルジオン北村) |
 | 小説家を見つけたら B0002J57HU
■Amazonエディターレビュー 高校生のジャマールは、処女作にしてピューリッツァー賞を受賞しながらも、その後消息を絶った伝説の大作家フォレスターと知り合う。フォレスターはジャマールの文才を認め、自分のことを秘密にするという条件で、彼の文筆指導を始めていく…。 年齢や人種を越えた友情を、文筆をとおして描くというアイデアが光る、ガス・ヴァン・サント監督によるヒューマン・ドラマの佳作。名優ショーン・コネリーの他者では決して醸し出せない威厳と存在感が、作品を幾重にも深いものとしている。「まず感じたままに書け。推敲で頭を使え」と説く彼の教えの一言一言は、実にすばらしい文筆のテキスト足りえており、観終えた後、NYジャズをBGMに文章を書いてみたくなるような、そんな小粋な作品である。(的田也寸志) |
 | キャンプ! スペシャル・エディション B0006SLCK8
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 | アンナ・マデリーナ B0002L4COC
■Amazonエディターレビュー ピアノの調律師・ガーフの家に、仕事先で出会った青年モッヤンが転がり込んでくる。自分とはちがって、図々しいくらいに明るいモッヤンのペースに巻き込まれるガーフ。やがてふたりの家の上階に、ピアノを弾く女性マンイーが引っ越してくる。積極的なモッヤンはマンイーといい仲になるが、ガーフも彼女への想いを心に秘める…。 珍しくメガネ姿の金城武が、シャイなガーフを好演。好きな相手に想いを伝えられないもどかしさで、男性の共感度が強い役柄である。押しが強く陽性なモッヤン(アーロン・クオック。ハマリ役)に憧れ、彼のファッションまでマネしてしまうところなんて、意地らしい限り。タイトルになっているバッハの曲集「アンナ・マデリーナ」(バッハの妻の名でもある)からの「メヌエット」や、「カヴァレリア・ルスチカーナの間奏曲」などの名曲、繊細なカメラワークも、登場人物たちの揺れる心を伝える。後半はガーフの書いた小説が映像化されるという斬新でユニークな展開だが、やや唐突な感じもしなくはない。アニタ・ユン、レスリー・チャンが特別出演している。(斉藤博昭) |