 | ADブギ DVD-BOX B00062J17U
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 | アドレナリンドライブ B000197HNI
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 | はじめてのベビーマッサージ B0001E3EAI
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 | ふたり デラックス版 B00005V2LI
■Amazonエディターレビュー 優等生の姉・千津子(中島朋子)と、どこかとろい妹の実加(石田ひかり)。ある日、千津子は不慮の事故で命を落とすが、その後、幽霊となって実加の前に現れ、実加は姉の力を借りながら、学校内のいざこざや家庭問題、そして恋愛など数々の困難を乗り越えていくのだが…。 映像の魔術師こと大林宣彦監督が、赤川次郎の原作小説をもとに「新・尾道三部作」第1弾として発表したジュヴナイル・ファンタジー映画。ときに繊細に、ときにポップに、和洋折衷の色をまとわせながら、少女の成長がつづられる秀作である。大林監督と音楽担当の久石譲がデュエットで歌う名曲『草の想い』も、当時映画ファンの間で大いに話題となった。これが映画デビューとなった石田ひかりは、その年の映画賞新人賞を総なめする好演を示し、本作のヒロインさながら女優としても大きくステップアップした。(的田也寸志) |
 | あの、夏の日-とんでろ じいちゃん-デラックス版 B0000ABAUG
■Amazonエディターレビュー 大林宣彦監督が、故郷である尾道の市制百周年を記念し、『ふたり』『あした』に続く新・尾道三部作の完結編として描いたファンタジー映画。夏休み。いつも考え事をしていて周りから「ボケタ」と呼ばれる小学5年生の由太(厚木拓郎)は、呆けたおじいちゃんを監視するため、単身尾道に派遣される。祖父の賢司郎(小林桂樹)は、少々変わったところも見られるが、その行動は確信に満ちている。祖父と不思議なことを見聞きした由太の身にも少しずつ変化が表れて来る…。 大林監督のライフワークである尾道映画の新作とあり、入江若葉、石田ひかり、林泰文、雨宮良、ベンガル、根岸季衣、大前均といった、かつての大林映画を彩った俳優たちが大挙ゲスト出演しており、「新・尾道三部作」完結を祝福している。 冒頭に現れる「20世紀を生きたおじいちゃんと、21世紀を生きるこどもたちに、この映画を捧げる」とのメッセージには、次の世代に生きる少年たちに向けた、大林監督からの優しい希望が感じられる。本作は20世紀最後の夏に劇場公開された。(斉藤守彦) |
 | はじめてのベビーサイン B0001E3EAS
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 | あすなろ白書 DVD-BOX B000065BCB
■Amazonエディターレビュー 柴門ふみ原作の、行きかいすれ違う恋模様を描く青春群像ドラマ。男3人、女2人の友人グループ「あすなろ会」の面々が、初めて本当に人を愛し、苦い経験もしながら、大人への階段を上っていく姿をノスタルジックに描いている。 物語の軸となるのは石田ひかり演じる「なるみ」と、筒井道隆が演じる「掛居くん」。素直で自分の感情を隠さないなるみと、複雑な家庭で育った掛居は惹かれあうが、さまざまな障害が振りかかり、ことあるごとにくっついたり離れたり。そんなドラマ展開にヤキモキさせらるものの、そこがこのドラマの魅力でもある。 SMAPの木村拓哉が、なるみを心から愛し、最終的にはフラれてしまうメガネの好青年「取手くん」役を熱演したのもポイント。切ないほどになるみを愛するけなげな男ぶりが、たくさんの女性の心をつかんだ。(茂木直美) |
 | 降霊 ~KOUREI~ B00005HAYI
■Amazonエディターレビュー 音響技師である夫の器材ケースから、誘拐されたはずの女の子を発見する。思いもよらぬ出来事に夫は狼狽(ろうばい)するが、霊能者の妻はこの事件を利用し、自分をあざけってきた世間を見返してやろうと、ある計画を企てる…。 役所広司扮する音響技師が「納得いかないことがある。運命です」とつぶやくように、本作品は「突然降りかかってくる、避けようのない非運」を描いている。少女誘拐、夫婦の前に現れる少女の霊、罪が罪を呼んで、自ら最悪の選択をしていく主人公といったホラー映画の要素と、思いもよらぬ災難にあったときに吹き出してくる人間の不満やもろさを巧みなプロットに仕立て上げている。 黒沢清映画の常連、大杉漣が、作品に独特のユーモアを加えている。(野澤敦子) |
 | 千津子とその妹の物語-「ふたり」メイキング- B00005QYP5
■Amazonエディターレビュー 大林宣彦監督が1991年に発表した名作『ふたり』のメイキング。『ふたり』の制作にNHKエンタープライズが参加していたことから、12時間にわたるメイキング映像が撮影されていたものの、構成する機会のないまま手つかずになっていた。それを「ふたり」公開10年後の2001年に、大林監督が編集・構成し、ナレーションも自ら録音、音楽は久石譲が「ふたり」のために作曲したサウンドトラックを使用した。 大林監督が「単なるメイキングではなく、映画『ふたり』の主題による、もうひとつの映画の物語」と言うように、これは記録映像や今日の石田ひかり、中嶋朋子のインタビューを編集しただけの、宣伝用のメイキングではない。1本の映画を通して成長する若い女優たちの姿を優しくとらえ、『ふたり』という映画を誕生させた大林組の風景を客観的な視点で追っており、『ふたり』が“ふたりでひとり”の物語であったように、この作品は映画を補完し、共生関係にあると言っても過言ではないだろう。映画に涙し、愛した人にとっては、宝物になること確実のディスク。(斉藤守彦) |
 | はるか、ノスタルジィ デラックス版 B00005J49E
■Amazonエディターレビュー 大林宣彦監督が北海道・小樽を舞台に小説家と少女の、タイトル通りノスタルジックなタッチで描いた恋愛ファンタジー。綾瀬慎介(勝野洋)は小樽を舞台とした少女小説で人気の作家。彼は少年時代を過ごした小樽での痛ましい記憶を胸の奥深く閉じこめていた。しかし慎介の小説の挿絵を描いていた紀宮(ベンガル)の突然の死をきっかけに、再び小樽を訪ねる。そこで慎介は記憶の中の少女・遙子(石田ひかり)にそっくりな、はるか(石田ひかり)という名の少女と出会う。はるかは慎介に不思議な感情を起こさせ、忘却したはずの記憶を呼び覚ました。そんな時、綾瀬の前に佐藤弘という少年が現れる。佐藤弘とは綾瀬の本名であった…。 小樽ロケは充分な成果を上げているが、物語の骨子が弱いせいか2時間45分という上映時間が、やや冗漫に感じられる。『ふたり』に続いて大林映画のヒロインを演じた石田ひかりの魅力が開花。現実と過去の記憶が交差する構成の本作に、魅力的な彩りを添えている。(斉藤守彦) |